特殊流派:学式陰陽屋敷

加入条件:得意分野が「妖術」である。
流儀:術を極めることを目指し、日々精進する。
仇敵:白樺、妖魔
利点:古流流派「土御門家」の忍法を修得することができる。
制限:長所背景「託宣」を修得できない。
首魁:”陰陽大鑑”蘆屋道満

ジパングには呪術を操る、陰陽師と呼ばれる特殊な職業が存在します。
武士とは違った形で世界の難を退け、あるいは社会を混乱に陥れる、呪のスペシャリストたち。
そんな陰陽師を公的に育てている機関がジパングに建てられているこの陰陽師学校、正式名称「学式陰陽屋敷」です。

「八将(ハッショウ)」攻撃忍法[呪術]/間合3/コスト1
集団戦。集団戦ダメージを1点与える。
この忍法を修得した時に1~6のプロットを一つ選ぶ。そのプロットでこの忍法を使用した場合、さらに以下の追加効果を得る。
●指定したプロットが「奇数」の場合、さらに接近戦ダメージを1点追加で与える。
●指定したプロットが「偶数」の場合、その回避判定のファンブル値が1上がる。さらにその回避判定ではダイスを3つ以上振ることはできない。
(陰陽道では各々の方角に吉凶を司る神が宿るとされている。)
「反閇(ヘンバイ)」サポート忍法[歩法]/コスト0
プロット時、自分のプロットを行う前に【生命力】を1点消費して使用できる。指定特技の判定に成功すると、このラウンド中に自分が行う判定の最終的な修正値の合計がマイナスである場合、1度だけマイナスではなくプラスの修正として扱うことができる。
ダイスを振る前にこの忍法の効果の適用を宣言すること。
(陰陽の術として伝わる、歩みに厄払いを込めた特殊な歩法。鞍馬神流の禹歩と元々一つであったとされる。)
「陰陽印(オンミョウイン)」サポート忍法[手練]/間合1/コスト3
戦闘中、自分の手番に使用できる。
間合内の自分を含むキャラクター全員を目標にする。
指定特技の判定に成功すると、目標に「呪い」の変調を与えるか、受けている「呪い」を一つずつ回復する。
(五芒星、九字切り……陰陽道には様々な印の結び方が存在する。シンプルだが強い術だ。)
「急急如律令(キュウキュウニョリツリョウ)」装備忍法
自分が使用するサポート忍法によって行う指定特技の判定で、達成値が10以上になった場合、「遁甲符」を獲得できる。
ただしこの効果によって獲得した「遁甲符」を使用する場合、目標は【妖魔】でなければならない。
また、この忍法による「遁甲符」の獲得は【忍法の効果】によって判定が自動成功になった場合は適用されず、この忍具はドラマシーンで受け渡しができない。
(呪文を締めくくる厄払いの言。術の効果を速く強くし、式神を丈夫にする。)

首魁:”陰陽大鑑”蘆屋道満

ジパングにはその昔から、安倍晴明と蘆屋道満という有名なライバル関係の術を極めた陰陽師がいます。

天才肌で飄々としそれでいて優しい安倍晴明と、努力家で観察眼があり嫉妬しやすいながら世話焼きな蘆屋道満。

数百年前にジパングの公的陰陽師養成学校として「学式陰陽屋敷」を建てた晴明は、数年前に「さらに知見を広めたい。後は道満よろしく」という文を残してふらりと旅に出てしまいました。以来、道満は気まぐれな晴明の行動に苛立ちつつも、二代目学長として生徒の指導と学校の管理を続けています。

本人は「どうせ晴明に劣る、晴明の代わりだと笑われている」と自嘲しますが、人間らしい妬みを隠さずそれでいて面倒見の良い彼は晴明とはまた別の方向性で生徒に好かれています。

信念:我