<ファルディオンの選択ルール>
GM経験点
GM経験点とは高い頻度でGMをしている方にその労いを込めて功績点を配り、また普段GMをしない人にもGMを経験することに興味を持ってもらうための選択ルールです。
【GM経験点】のルール
- GMする度に、功績点を[PLの人数]点得る。この功績点は人ごとに持つ。
- 「死者の功績点」のように、キャラクター1体に手持ちのGM功績点を任意の数だけ使い、PCに長所背景1つを持たせることができる。
- この長所背景の修得は1PCにつき1度しかできない。ただし、この方法で修得している長所背景を消して、他の背景を代わりに取らせることは可能。その場合、キャラクターではなくGM功績点に返る。
- また、PCの階級上昇に足りない分のこの功績点を、この功績点で用いることも可能とする。
- 0点の背景は1点払えばいいものとする。
世界転生について
通常のシノビガミレギュレーションからファルディオンへとやってくることもあるでしょう。
・「通常のシノビ」の世界転生
通常のシノビをファルディオンレギュレーションで使用することは可能です。その場合、流派などは引き継ぎとなります。
「戦国編」のキャラクターの場合、基本的にはファルディオンは現代となるので、現代キャラへとリスペックすることになります。「戦国編」の背景は消して、その分のプラス・マイナスを功績点から清算してください。流派は現代編へのリスペック時に決定してください。得意分野が同じ流派へは0、違う流派へは5点の功績点を払う必要があります。もし払えない場合はセッション終了時に引いてください。「長命」を修得している場合はそのまま来ることも可能です。
・「死者や妖魔化ロスト」したキャラクターの世界転生
通常のレギュレーションで死亡したキャラクターや妖魔化ロストしたキャラクターも使用可能です。死んでファルディオンの世界へ転生するケースもあるからです。死者の功績点を使用されていない場合は、現在持っている功績点を半分(最後のセッションの獲得分は除く)して使用できます。死者の功績点を消費してしまったキャラクターは、持っている功績点は0点となります。
妖魔化ロストの場合も同様ですが、ロスト時のGMの許可を取ってください。 また、ロストキャラであることは明記してください。通常レギュレーションには戻れないことや、GMによっては不都合な場合を想定するためです。
・「一般人」の世界転生
一般人キャラクターも転用可能です。一般人キャラクターはシノビとしてのリスペックが可能となります。その場合、背景や功績点は引き継ぎます。流派は一般人からシノビにする際のリスペック段階で指定してください。
要塞
要塞は協力型のファルディオンシナリオで、味方あるいは敵の加勢として配置されるギミックです。通常のシノビガミと一風変わったギミックが新しい戦いのスタイルを味あわせてくれるでしょう。
【要塞のルール】
プロット0に「配置」され、使用コストは【生命力】から払われる。奥義破りや回避判定は自動失敗する。プロット0段階で手番を行う。- ファンブル値は2。
- プロット0なので、間合に関係なく全ての忍法の目標になる。
- 最後の一撃を行うことはできない。また、「戦闘の勝者」にはならない。