追加下位流派:
キャラバン

加入条件:「戦術」分野の特技を1つ以上修得している。
流儀:最終的に自分の利益を得る。
仇敵:特になし
首魁:大酒場のイベルナ

フリーで活動する冒険のスペシャリストたち。
風来のように人のいる場所を転々とする者もいれば、 拠点となるような街で依頼を熟す、冒険者ギルドの助け役として一時加入 するなどして生計を立てているようです。
1人でも仲間にいれば、その豊富な知識や技術を頼りにされることでしょう。

「爆丸(ばくまる)」攻撃忍法[隠形術]/間合0/コスト1
接近戦。攻撃が成功すると、目標は「爆弾」の効果を持つプライズを 強制的に獲得する。
既に「爆弾」の効果を持つプライズを持っている目標には効果をもたらさない。
(相手の懐に爆弾を忍ばせ、隙を見せた瞬間に起爆させる。)
「渦中(かちゅう)」サポート忍法[遁走術]/間合0/コスト1
自分の手番に使用。間合内にいるキャラクター1体を目標に選んで使用する。
判定に成功すると、目標は「遁走術」で判定を行う。
その判定に失敗すると、目標は「飢餓」の変調を受ける。
(予測の難しい動きで攪乱し、徐々に相手を疲弊させる。)
「煽動(せんどう)」サポート忍法[野戦術、意気]/コスト1
自分以外がシーンプレイヤーのドラマシーンで、 自分以外の誰かが判定に失敗した時に使用できる。
失敗したキャラクターを目標に選ぶ。
判定に成功すると、目標は+1の修正を得て、その判定を振り直す。
(進んで先行し、味方を導く。)
「結芽(むすびめ)」サポート忍法[地の利]/コスト2
プロット時、プロットを行う前に使用する。
判定に成功すると、自分のプロットとは別に「結芽」プロットを行う。
プロット公開時、「結芽」プロットと同じプロットだったキャラクターは このラウンドの間、判定のファンブル値が1点上昇する。
(自然の力を利用し、天然の罠を張る。)
「作芸(さくげい)」サポート忍法[手練]/コスト1
自分がシーンプレイヤーのドラマシーンに使用する。
自分またはシーン内のキャラクター1体を目標に選ぶ。
判定に成功すると、目標の修得している攻撃忍法を1種選ぶ。
このセッション中、その忍法の命中判定に+1の修正がつく。
この効果は同じキャラクターには累積しない。
(その場にあるだけの素材から、器用に武器を作り出す。)
「巻風(まきかぜ)」装備忍法
自分が行う回避判定のスペシャル値を1下げる。
また、自分が使用する「無我」のスペシャル値を1下げる。
(旋風を利用し、華麗に攻撃を避ける。)
「再利用(さいりよう)」サポート忍法[可変]/コスト1
戦闘中、ラウンドの終了時に使用できる。
このラウンド中に自分以外のキャラクターが使用した忍具を1つ選ぶ(消費した忍具は含まれない)。
ランダムに【忍術】の特技を1つ選び、判定を行う。判定に成功すると、その忍具を自分の忍具として回復する。
この効果で獲得した忍具は失われる場合、二度と再利用できず、また受け渡しもできない。
(道具を最後まで使い古す。冒険の知恵だ。)

首魁:大酒場のイベルナ

多くが個人や小ギルドで活動するキャラバンには、明確な首魁が存在していません。あえて名を挙げるとすればキャラバンでもとりわけ大きなギルド「エール&エール」を仕切る「大酒場のイベルナ」でしょう。

気さくな彼女はギルドを酒場として一般向けにも開放しつつ、昼はキャラバンたちに依頼を配り、夜は冒険者たちと飲み交わしてこのギルドを盛り上げています。

もはや街一番の名物である彼女と一度話そうと、多くの冒険者がこの酒場は訪れます。イベルナはオーナーであり、看板娘でもあるのです。

信念:情