追加下位流派:白樺
加入条件:獲得功績点2点以上の弱点背景を持っている。
流儀:大きな変革をもたらし、世界を変える。
仇敵:他の隠忍の血統、廻鴉
首魁:白指のハク
突然変異や雑種として生まれ、種から追放された異端の魔物たちです。
彼らを治める長が色素の抜け落ちた真っ白な姿をしていることから、
白樺と呼ばれるようになりました。
彼らは災厄を招く者として怖れられ、疎まれています。
しかし、
彼らに秘められた無二の能力は時として大きな変革をもたらすでしょう。
・「怨階(おんかい)」攻撃忍法[死霊術]/間合3/コスト1
集団戦。集団戦ダメージ1点を与える。
攻撃が成功すると、感情表を振り、自分は目標に対して
ランダムなマイナスの感情を獲得する。
既にマイナスの感情を目標に持っている場合は
どちらか片方を選ぶ。
(理不尽な怨念で相手を祟り、その相手を恨む。)
・「啓告(けいこく)」サポート忍法[言霊術]/コスト1
プロット時、プロットを行う前に使用する。
キャラクター1体を目標に選び、判定を行う。
判定に成功した場合、
このラウンドに自分の【生命力】が0になり戦闘から脱落すると
目標は【生命力】を2点失い、集団戦ダメージ3点を受ける。
(体に厄を貯めている。触れぬが吉、後悔しても遅い。)
・「厄猫(やくびょう)」サポート忍法[呪術]/コスト0
誰かがサイクルの終了時や暴威による変調回復の判定に成功した時に使用する。
判定に成功すると、その回復の判定を失敗にする。
(厄を招き、振りかかった不運をとどめる。)
・「魔昏(まぐれ)」装備忍法
自分がダイスを振った直後に、出目に「1」があれば使用できる。
その「1」の出目を全て「6」にする。
その後、この忍法は未修得になる。
この効果は制御判定でも使用できる。
(生まれの不運を清算するかのような幸運。)
・「外子(げす)」装備忍法
外道流派の忍法から1つを選ぶ。
好きなタイミングで忍具を1つ消費すると、
そのシーンの間、その忍法を修得する。
(異端と呼ばれるならば、どんな理不尽を用いても構わないだろう。)
・「祟理(たたり)」装備忍法
このキャラクターが「呪い」を与えたり、受けたりした場合にこの効果を使用できる。
攻撃忍法・サポート忍法・装備忍法から1種を選ぶ。
全ての忍法からランダムに選ぶのではなく、指定した種類からランダムな忍法が
「呪い」の効果に選ばれる。
*ただし、選ばれる忍法がない種類は指定できない。
複数の「祟理」の効果が同時に適用される場合は無効化される。
(適格な呪いへの対処法と制御法。生まれ持った重荷との付き合いは長い。)
・「災悪(さいあく)」装備忍法
自分の攻撃に対して相手が回避判定を行った時、振った出目の中に「1」があった場合、攻撃で与える効果に加え集団戦ダメージを1点追加できる。
*この効果は【紋章】等でダイスを3つ振って選ぶ場合に、選ばれない出目に「1」があっても適用される。
(不運に不運を重ね、致命傷に追いやる。)
首魁:白指のハク
白樺を束ねる男狐。白く美しい長髪と肌をしています。
各地から異端とされる魔物たちを集め、白樺を結成しました。
少数ながらも下位流派として白樺を確立したその技量は見事と言わざるを得ません。
多くの白樺たちは心に傷を負っています。
時にはその采配で実力者の信頼を掴み、時には優しい言葉で魔物の手を取り、
着実にその勢力を伸ばしています。
彼の周りには彼の虜になり、その身を捧げた女性が数多くいます。それは彼女たちの心を癒す優しさであり、彼女たちが真に望んだことなのです。
信念:凶